大工さんのはなし

大工さんとの雑談はおもしろい。

差し入れを持って行きながらちょこちょこ聞いています。


畑違いの事情は、こんな時しかきけません。


うちを担当してくれているのは、ベテランのお父さんとその息子さんの2人。


私にとっては、専属大工さん2名は恵まれていました。


最近は、大工さんも後継者不足が続いており、若手がいないとのこと。


また、大手HMの工法では、在来工法の技術が必要ないのだとか。

伝統や技術を受け継ぐ必要に迫られていない。


さて、何が正しいのでしょうか。


私は、人間の手を信じている節があるので、職人と聞くと少なからず胸がときめきます。

そんなことないですかね。


プレカットが当たり前の時代ではありますが、木組みでなくとも大工さんの技量は発揮されます。注文住宅なのですから、人の手で細工された美しい構造美を愛でると言う楽しみを欠きたく無いものです。


どこかにさりげなく。

大工さんに無理なお願いをするつもりです。