大工さんの話2

大工さんが仰っていました。


長建さんのような建て始めてから詳細な打ち合わせを行う工務店の方が、施主にとっても良いだろうと。

私の選んだ工務店は、初期見積もりではラフ案で家の契約をします。


行程を進めるなかで、綿密な打ち合わせを行い、私たち施主の意向を聞いて行くのです。これは、メリットもデメリットもあり、恐らく家造りが面倒という方には向いていないと思われます。


メリット

・現場が進行しながら決めるので、実感が沸く


デメリット

・金額の増減がある

・なにをどうしたのか分からなくなる

・場合によっては工期が伸びる


意外にメリットを思いつきませんでした(汗)。


私が言いたいのは、多くの人は一生に一度の経験で、机上だけでは分からないことが多々あると言う事です。

最初から決めてしまうのではなく、今ある家の姿を見ながら考えて行くスタイルの方が自然なのではないでしょうか。


そちらの方が施主にもよいと。


色々な家造りがあるとおもいますが、ご参考まで。

見事な軒ですね。

大分外観もできてきました。


私、こだわらないところが無いと言うくらい、いろいろ盛り込んでしまったのですけれども、特に軒には強い思い入れがあります。

日本は軒の文化なんですよ。

平屋ならなおさら、建物を守る古来からの知恵として軒がでている家があるのです。

最近のHMでは、軒を無視しているところが多くて、私は、悲しいです。


伸ばしてなんぼじゃろ〜。


っということで、これを見て下さい。

木組みではないものの、すばらしくないですか?


軒とは、構造美だと思います。

家の内部を反映した、家の象徴とも言えると思います。


もう少し素地に近い色にしたかったのですが、そのうち薄くなるでしょう。


ちなみに、垂木の端っこは銅でまいてもらいました。

小口はお金がなく…できませんでした。残念。

杉の天井でござる

まじですごいんですよ。

私、木がすきなんで、リビングは天井も床も木でいきたかったんです。


天井のイメージを長建さんへ伝えてできあがったのがこれです!!

やばくないですか?


手前は、キッチンで、クロス天井なんですが、キッチンから見える杉天井がすばらしくきれいです。感動しました。

床はまだ、傷防止で段ボールみたいなのがしいてあります。

両方見えたらどうなるんでしょうか。


ありがとう。長建さん。